観劇会 [子育て]
2012年10月4日(木)
今日は幼稚園でお芝居を観てきました。
演目は『くろくんとなぞのおばけ』
一般公演と園児公演の内容が若干違うそうなので、今回は両方観てきました。
オープニングは絵本 『くれよんくろくん』 がベースです。
絵本ではくろくんが仲間はずれになるのですが、お芝居では全員で一つの絵を完成させていました。
本編は演目通り、絵本 『くろくんとなぞのおばけ』 のお話。
一般公演は主に来年度入園する子どもたちが観るため、短縮バージョンでした。
絵本では1~2本ずつクレヨンがいなくなるのですが、一夜明けると7本いなくなって、くろくんだけに。
ネズミのおじいさんはクレヨンくんたちの絵のおかげで病気が治ってハッピーエンドでした。
小さな子どもたちには悲しいラストより、こちらのほうが素敵かな・・・と、感じました。
子どもと手を重ね、歌に合わせて手拍子をするお母さんがいたり、子どもに語りかけながら観ているお母さんがいたり・・・
観客のお母さんたちの気遣いも、小さな子どもが楽しむことが出来る手助けになったような気がします。
続いては園児公演。
こちらはオープニングの後は絵本のとおりに話が進むため、ちょっと長めでした。
ナレーションで、
「何色のクレヨンが好き?」
と尋ねられると、園児たちは元気よく、
『あか~!』
『あお~!』
と、いろいろな色をあげていました。
クレヨンの箱のふたが閉まると、
『つぎは あお がいなくなるよ』
『くろ だよぉ~!』
などと、当てっこしてみたり・・・
在園児さんは一般公演を観に来た子どもたちよりもお兄さんお姉さん。
そのため、理解力があり、反応もとてもよかったです。
娘に感想を聞いてみると、
『おもしろかったよ』
で、おしまい。
質問の仕方を変え、
「★★(娘)は何色のクレヨンが好きだった?」
と尋ねると、
『しろ とぉ・・・ ぴんく
あお と むらさき も すき』
園児たちには以外と白色が人気らしく、クレヨンが出てきたとき、
『しろ が いないよぉ~!』
と言う声がかなりあがっていました。
お芝居は楽しかったり、わくわくしたり、ちょっと悲しかったり・・・
おもちゃ箱みたいに素敵な世界です。
たくさんのお芝居を観て、いろいろなことを考えたり、感じとったりしてほしいな。
終演後、幼稚園に飾られている娘も作品を見てきました。
数日前、娘が、
『★★(娘) が ねんしょうさん の とき に やった
ねっころがる やつ やったの・・・』
『ようちえん に かざって あるから みてきてね!』
旦那様も私も、最初は何を言っているのか解らなかったのですが、娘が、
『こうやって かた とってぇ・・・』
などと言っているうちに思いだしました。
年少さんが模造紙の上に寝転がり、年長さんが年少さんの型をとります。
今年の年長さんの作品はリボンやお花がついていて、とても華やかでした。
「★★(娘)のもあるよ。」
と見せたところ、とても嬉しそうでした。
お芝居は記憶に、作品は形に・・・どちらも心に残る素敵なものです。
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